こんな方におすすめ
- 調べる時間は十分あるので、個人手配でとにかく安い航空券を買う方法を知りたい
- 調べる時間がないので、個人手配で最安ではなくても安く航空券を買う方法を知りたい
海外旅行でかかる費用の中で、1番2番に高い出費となる航空券。
少しでも安くしたいという思いから個人手配で海外旅行計画を立てるものの、どこのサイトでどのように買えば航空券が安く購入できるのか、疑問に思う人も多いはず。
そこで、今回の記事では、25か以上の国を個人手配のみで訪れた航空券購入のプロの私が、個人手配で航空券を安く買う方法を伝授します。
巷には色々な方法があり、さらにベストな方法もあるかもしれません。
ただ、今回紹介する方法を使えば、かなりの確率で底値の近い金額で航空券を買うことができるようになりますので、気になる方はぜひ一読することを強くおすすめします。
個人手配で航空券を購入する際におすすめサイトの条件
まず大前提として、値段を見る前に、販売サイトとしてこれだけはクリアしておきたい条件があります。それが、以下の3つです。
- 日本語対応サイト
- スカイスキャナーで評価が高い
- 航空券販売である程度の実績がある
以上を満たすサイトの中でおすすめのサイトは以下の5つ
- 公式サイト
- HIS
- Surpr!ce
- Expedia
- Trip.com
航空券手配のプロの私が良く使うおすすめの航空券サイト
これまで25か国以上訪れ、80回以上のフライトを経験してきました。
そんな私が自信をもっておすすめする予約サイトは以下の2つ
Supr!ceのポイント
Trip.comのポイント
- とにかく航空券が安い
- 非常に使いやすい予約/管理しやすいUI/UX
- 現地での送迎やホテル予約なども全てアプリで完結/一括管理 *ホテル予約はBooking.comがおすすめ
コロナ前はSuprise!が航空券のベース値段が安いうえにクーポンまであるので、圧倒的最安+安心のHISの観点から重宝していましたが、コロナ後は値段と使いやすさの観点からTrip.comを使うことが殆ど。
丁寧に調べるとスカイスキャナーから一括検索するで良いかと思いますが、面倒であれば、Trip.com & Srprise!で検索するで十分お得に航空券を取ることができます◎
安くても絶対に買ってはいけないサイトの条件
逆に、どれだけ安くても買ってはいけないサイトの条件もあります。
- 日本語に対応していないサイト
- スカイスキャナーで評価が低い
- 航空券販売の実績があまりない
例えば、わかりやすいところでいうと、中華系の日本語対応していないサイト(e.x. Gotogateなど)は絶対にNGです。
言語的な解釈で保証前提の認識齟齬が発生したり、万が一、不備などが発生した際のサポート面でも労力が発生したりするため、おすすめしません。
また、意外かもですが、Booking.comでの購入もあまりおすすめしていません。
ホテルではかなりの信頼・実績がありますが、航空券に関しては比較的新しい領域になります。
そのため何かあった際の保証がどうなっているのかがわからず、加えて、私自身も利用したことがないというところから、私からはなかなかおすすめしにくいサイトの分類になります。
個人手配で航空券を安く購入する手順
それでは、ここから航空券を安く購入する方法をご紹介します。
全ての検索の始まりは「スカイスキャナーでの検索」からです。
①目的地+日程が確定している場合
コチラの場合の手順は以下の通り
調べ方手順
- スカイスキャナーにて「目的地」「日程」を入力する
- 希望のフィルター条件を設定する
- フィルター条件に基づく最安値プランを見る
- 上述した「おすすめサイト」のみで各プランの詳細を確認する
- 各サイトでの条件を考慮した最終価格を比較する
以下で、画像を使いながら、詳細の手順をご紹介します
スカイスキャナーにて「目的地」「日程」を入力する
今回は、「路線=関空→ランカウイ / 日程=7/19 ⇔ 7/28」で検索してみます
希望のフィルター条件を設定する
検索結果は以下の通り。
今回は、以下の条件を希望していると仮定して、希望条件の修正を加えていきます。
- 乗り継ぎ回数: 2回
- 出発: 10:00 - 18:00
- 現地出発日: 10:00 - 23:59
- 航空会社: 指定なし
乗り継ぎは多いほど安くなる上に、違う国を観光できるというメリットがあります。一方で、宿泊日数が多くなる or 物価の高い地域での宿泊となり結果的に高くなる場合もあるので、トータル金額を見て判断しましょう
フィルター条件に基づく最安値プランを見る
条件を絞ると以下のような結果になりました。
「最適プラン」になっているため、「最安プラン」のタブに切り替えます
今回の場合、一番最安値が89,225円に対して、次点意向が92,721円と3,000円ほどの差額になっています。
この場合は、3,000円の差に対して、主には以下の点を踏まえて、プランを検討します。
- 航空会社のサービスにどれだけの差があるのか(座席/受託手荷物など)
- 出発時間 / トランジット時間 / 帰国時間にどれだけ差があるのか
- 予約できるサイトにどのような違いがあるのか
今回の場合、結論から言うと、3,000円の差を払ってでもバティックエアがおすすめです。
というのも、バティックエアがLCCにもかかわらず、座席も広いうえに手荷物も一定サイズは無料とかなりサービスの良い航空会社なのです。
上述した「おすすめサイト」のみで各プランの詳細を確認する
では、上から2つ目の該当プランを選択します。
そうすると、今回の場合は上記の2つのサイトが出てきました。
冒頭の条件に照らし合わせると、この中でおすすめは「Expedia」での予約です。
ここで一点注意なのが、「公式サイトの価格が表示されていない場合は、自分自身で公式サイトで同条件で検索してみる」です。
今回、公式サイトの価格が表示されていないものの、公式サイトで同条件を検索してみました。そうすると、同条件で「86,150円」の航空券を見つけることができました。
各サイトでの条件を考慮した最終価格を比較する
以上の工程を踏まえると、今回の場合は、以下の通りになります
- 公式サイト: 86,150円
- Expedia: 109,240円
結果、今回に関しては公式サイトでの予約が一番お得になるパターンでした。
②目的地は確定しているが、日程は確定していない場合
コチラの場合の手順は以下の通り
調べ方手順
- ①のプロセスを行う
- ①のプロセスを行った後、可能な日程の範囲で、日程調整を行う
- ①のプロセスを再度行う
基本的には①のプロセスを、日程ずらして行うことになります。
ただ、この際に注意すべき項目としては以下の2つ
- 日をずらすことで出てきた新しい航空会社はないか
- 週末発着ではなく、出発を木曜日 or 帰りを月曜日などの日ずらしができないか
注意①日をずらすことで出てきた新しい航空会社はないか
各航空会社は各空港での運航スケジュールが決まっています。
そのため、最初に調べたスケジュールでは発着していなかった航空会社が、日をずらすことによって新しく表示され、その結果、安く or 同等金額でさらに良いサービスを受けることができる場合もあります。
どの航空会社が、いつ発着なのかを調べたい場合は、Googleにて「(出発空港名) (到着空港名) 運行航空会社」と検索することでスケジュールや航空会社を見ることができます。
もし時間があるようであれば、スケジュールを見たうえで日程調整したほうが効率的ですので、ぜひご検討あれ。
注意②週末発着ではなく、前後に出発の日ずらしができないか
ホテルでも同様の話が言えますが、多くの人が選ぶ日程、つまり、需要の高い日程は、高い値段でも相対的に売れやすくなります。
一方で、相対的に人に選ばれにくい日程を選ぶことで、その分、値段を安くすることも可能です。
そういった声があることももちろん承知しています。
そんな人におすすめなのが深夜便です。
例えば、以下のような便であれば、月曜日の深夜に出発し、午前中に日本に到着します。
午前中は半休を取る必要がある+疲労がたまっている点は留意する必要あるものの、多忙なサラリーマンでも決して無理ではないスケジュールかと思います。
逆に、行きの便で夜中発、翌日の午前中到着の便もあります。
このように少し無理をすれば、安く抑えることが可能なフライトを取ることも、意外と可能だったりします。ぜひ、時間がある方は、こちらもご検討あれ。
知っておくとさらにお得な情報
クッキーで高くなっている場合あり。シークレットモードで検索を
こういった現象が起きたことがある人多いのではないでしょうか。
この現象は、結論から言うと、クッキー情報が悪さしている可能性がかなり高いケースです。
クッキー情報により、あなたが○○行きの航空券に興味を持っていることがサイトに特定されている状態です。
「興味がある=高くても買う可能性が高い=じゃあ、多少値段も上げても買うでしょう」という流れです。
この場合は、Safariなどにあるシークレットモードで検索し直すことで、クッキー情報が取られなくなり、純粋な価格として表示されるようになります。