こんな方におすすめ
- シンガポールにトランジットで観光する予定だけど、入国手続きとか準備がわからない
- シンガポールにトランジットで観光する予定だけど、どのように回ればよいかがわからない
東南アジアNo1の先進国シンガポール。
シンガポール航空が拠点とする空港で、拠点空港のチャンギ国際空港は東南アジアのハブ空港です。
そのため、シンガポール航空を利用する方を中心に、トランジットで利用することが多い空港です。
そこで、今回は、シンガポールのトランジットを活用した観光方法をご紹介します!
「私はプーケットへ行く際にシンガポールで8時間のトランジットがあり、その際に市内観光をしました。その時の事例を踏まえて、トランジットでの観光の楽しみ方を紹介します◎」
シンガポール・トランジット観光の基本情報
シンガポールトランジット観光の魅力
シンガポールは都市全体がコンパクトにまとまっているため、非常に観光がしやすいのが特徴の1つです。
また、空港から市内までもタクシーを使うことで20-30分で移動することが可能です。
そのため、短い時間のトランジット中でも主要な観光地を効率よく回れるのが魅力です。
トランジット時間を活用するための事前準備(ビザ、荷物管理など)
トランジット観光を計画する際に、ビザの必要有無を事前に確認しておくのがおすすめです。
私が訪れた2024年10月時点では、入国の際に個人情報(名前、滞在目的など)を空港内で入力する必要がありましたが、5-10分ほどで手続きが完了です。
ただし、1点注意なのがここで手続きした際に送られてくる証明書は、カジノを利用する際には必要になります。
もし電波がない人であれば、空港内で必ずスクショを取るなりにして保存しておくのがおすすめです◎
また、空港内には「Baggage Storage」という荷物を預ける場所があります。
私は機内持ち込みできるキャリケースを1つ預けましたが、約1,200円ほどで比較的リーズナブルでした。
キャリーケースを持ちながら観光するのは大変なので、空港内で預けておくことがベターです◎
空港から市内への移動(タクシー vs バス vs MRT)
空港から市内へ移動する際は、「タクシー」「バス」「MRT」の3つの選択肢があります。
私は「タクシー」を利用することをおすすめします。
- 所要時間が短い: タクシーであれば20-30分で市内に着きますが、その他だと1時間ほどかかります
- 料金が安い: 市内まで片道2,000円ほど。もちろん、バス/MRTよりも値段はしますが…
トランジットということで時間が限られていることを踏まえると、コスト効率の観点でタクシーの利用を強くおすすめします!
シンガポール観光:8時間でも楽しめるプラン
それでは、ここから早速、私が実際に体験したトランジットプランをご紹介します◎
結論としては、シンガポールの雰囲気を十分満喫でき、大満足のトランジットプランでした。
4:40 空港到着
今回は以下のフライトでシンガポールにやってきました。
- 路線: 関空(23:45) → シンガポール(04:40+1)
- 機材: B787-10 (SQ623)
- クラス: エコノミー
- 料金: 66,940円 *関空⇔シンガポール⇒プーケット往復料金
深夜便ということで機内泊で一定の睡眠はとれましたが…、とはいえ、眠いのは眠い!
ということで空港内のカフェで数十分ほど仮眠しつつ、朝ごはんも食べ、体調を整えます。
そのあと、荷物を「Baggage Storage」に預け、市内観光へ向かいます。時間も限られているので、マリーナベイエリアのみを観光します!
7:00 空港出発
Grabを利用して市内へ。料金は約2,200円とシンガポール物価を考えると安い。
車という安全な環境下で睡眠。限られたトランジット時間なので、万全の体制でシンガポール市内観光へ向かいます。笑
7:30 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ到着。自然を満喫
まずはシンガポール観光の代名詞の1つ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ。
ここは無料スペースであれば、なんと、朝の5時から入ることができるんです!
展望台や植物園は9時からなので、有料エリアに入ることはできませんが、無料スペースだけでもかなりの見ごたえがあります。
来ている人も、ランニングをしている人か掃除の人しかいないため、のんびりと観光することができます。
また、シンガポールは日中はとても暑いので、朝の涼しい時間に済ませておくのがベターです◎
9:00 マーライオンパーク到着。シンガポールのシンボルと写真撮影
お次は、シンガポールの代表的なマーライオンを見にいきます。
朝の9時でも、比較的人は多かったので、ここも朝一番に行くのがよさそうです。
サイズ感としては思ったよりも小さいような、大きいような。笑
ただ、風が吹くと、口から出ている水の水しぶきがかなりかかります。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイからは徒歩で30分ほど。少し距離があるので、レンタル自転車アプリで自転車を借りることをおすすめします。
私が使ったアプリは「Hello Ride」というもので、30分で150円ほどとかなり安いうえに使い勝手もばっちり!
ただし、電話番号承認が必要となるので、日本で事前に利用手続きを完了しておくのがベターです◎
詳しい使い方はコチラのサイトにまとまっていますので、気になる方はぜひご覧ください◎
9:30 マリーナベイサンズ到着。周辺のショッピング&カジノ
マーライオンを見終えた後は、最後はマリーナベイサンズ周辺へ。
ここでは、フードコートでのシンガポール料理とカジノを楽しみました。
フードコートは、アジア料理を中心に種々様々な料理があります。
相場としては1,000~2,000円ほどあれば、ある程度お腹いっぱいに食べることができます。
私は、シンガポールということでチキンライスを頂きました。
フードコートということもあり、味はまあ普通…笑
普通には美味しいですが、そうだよね、という感じの期待値は超えてこない安定の美味しさでした。
また、そのあとはカジノへ。
カジノに入る際は荷物を預ける必要があるのと、入国時の登録メールアドレスに送られてくる証明書を提示すル必要がありますので、ご留意ください◎
11:30 チャンギ空港到着
フライトが13:00であったため、念のために1時間半前には戻りました。
万が一のことも考えて、遅くとも1時間前には戻っておくのがベターです◎
フライトまで少し時間がありましたので、チャンギ空港で有名な滝「ジュエル」などを見に行きました。
空港はかなり大きいので、空港内でも時間は十分に楽しむことができます◎
シンガポール観光に無料のトランジットツアーを使うのもアリ
私は上記のように個人でトランジットツアーを楽しみましたが、実は、シンガポール航空主催の無料のトランジットツアーというものがあります。
以下はWEBサイト抜粋ですが無料の内容と考えるとかなり充実したツアーです。
シンガポール航空では、乗り継ぎ時間が5時間30分から24時間の旅客を対象に、無料の「フリーシンガポールツアー」を提供しています。
このツアーはシンガポール政府観光局とチャンギ空港グループの共同企画で、所要時間は2時間30分です。
ツアーは英語で実施され、以下の4種類のルートから選択できます:
- チャンギ地区ツアー:チャンギ・ビレッジやチャンギビーチパークなど、地元の風景と文化を楽しめます。
- シンガポール・フライヤーとガーデンズ・バイ・ザ・ベイツアー:シンガポールのパノラマビューや自然豊かなガーデンズ・バイ・ザ・ベイを巡ります。
- マーライオン公園とチャイナタウンツアー:シンガポールのシンボルであるマーライオンや、活気あふれるチャイナタウンを訪れます。
- ジュエル・チャンギ空港ツアー:空港内のジュエルで、不思議な世界を発見し、緑豊かなサンクチュアリに身を置くことができます。
参加希望者は、チャンギ空港のトランジットカウンターで申し込みが可能です。
ただし、ツアーの実施時間やルートは日によって異なるため、詳細はシンガポール航空の公式サイトで確認してください。